人や人の集団を表す言葉

続いて「貴」の方だが、これは
音読みだと「き」、訓読みだと「あて」という読みもある。

先に余り使わない「あて」から説明すると
あて【貴】
1 身分が高いさま。
2 上品で美しいさま。
と、字面どおり辞書買取申し分が無い。

対して「き」のうほうだが
き【貴】
1 人や人の集団を表す言葉に付いて、身分・位・家柄などが高いことを表す。「―公子」「―夫人」「―族」
2 相手または相手に属する物を表す語に付いて、敬意をもって「あなたの」の意を表す。「―国」「―社」「―研究所」
[接尾]人を表す語に付いて、年長者などに対する敬愛・親愛の気持ちを表す。「姉―」「伯父―」

こちらは身分が高く、敬意を持って表現する時の常套手段だ。
私の日記で「叔父貴」が良く出てくるが、これはそういう意味。
中学を出て親元を離れて以来、叔父貴には受験の相談から彼女の紹介等親以上に面倒を見てもらっているので「貴」を付けている。
時に勘違いして日記のコメントに〝叔父貴さんに相談したら〟などと書いてくれる御仁がいるが、私にとって「貴」であるが、他人様からは関係ないので間違った使い方である。
或いは「叔父貴」と言う名前とでも思っているのかもしれない。

同じような意味で使われる「公」と「貴」だが、「公」の方は正反対の意味で使われることが会話では多いように感じる。
どうしてそうなったのかは非常に興味があるが、言語学者じゃないので判ずることが出来ない。